メイク理論と色彩を活用したメイクアップ参考例です。パーツバランスによって異なる印象にメイクしています。一つ目はパーツが鼻を中心に中央に集まっている配置「求心顔」もう一つはパーツが耳側に離れている配置の「遠心顔」です。印象の違いがわかりますか?
この女性は求心でも遠心でもなく整ったパーツバランスです。全体に丸みを帯びたパーツのため若々しく愛らしい印象を与えています。安心感を与えるお顔立ちといえます。
求心に見えるようにメイクしています。メイクアップにより実際のパーツバランスよりも求心に見え、ノーメイクの状態よりも真面目で落ち着いた印象を与えています。
遠心に見えるようにメイクしています。メイクアップにより実際のパ―ツバランスより遠心に見え、ノーメイクの状態よりもさらに親しみやすく穏やかな印象を与えています。
メイクセラピーのカウンセリングにより導き出した『オーダー』に伴うメイクアップ例です。
実際の「メイクセラピー」の一場面を抜粋しています。
Mさんはこれまで妻として母として家庭にすべてをささげてきたそうです。お子さんも大きくなり、そろそろ自分自身に対して「女性」としての人生を楽しんで良いと許可を与えたいと語ります。これまで家庭を守ってきたMさんが、今なりたい自分像(オーダー)は、どんな女性なのでしょうか。
『街中で、男性が思い切って声をかけたくなるような、大人の女性』
(軽々しく声をかけられるような雰囲気ではなく、「素敵なので思わず声をかけてしまいました」などと誘われそうな女性)
向かって右半分にオーダーのイメージになるようセラピストがメイクしています。左半分はMさんの普段のメイクです。
左半分はMさんご自身でメイクしてフルメイクが完成しました。オーダーのイメージに近づいて見えますか?
Mさんのメイクセラピーを動画で公開しています。カウンセリングで感極まる様子や半顔メイク時の反応など、実際のメイクセラピーをご覧ください。