メイクセラピストのお仕事
「メイクセラピスト」としての活動領域は多岐にわたります。これまでの習得者が活躍しているいくつかの場面をご紹介します。メイクセラピーの可能性は幅広く、これから活動を始める方が得意分野や専門分野と融合して新たな活動領域を創造することもできます。
- メイクセラピストとしてサロンを経営
- 美容師やメイク・エステなど美容業界のセカンドライセンスとして活用
- メイクやコミュニケーションの講師として活躍
- カルチャーセンターや企業内でのセミナー講師として活躍
- 医療・福祉業界でのセカンドライセンスとして活用
- 就職や転職の為の印象管理を支援するアドバイザーとして活躍
メイクセラピー知識と技術の活用
検定試験の学習では、心理学やコミュニケーションといった心理カウンセリングの手法、印象を変化させるための具体的なメイクアップ技法を学びます。
メイクセラピーの知識と技術は「メイクセラピスト」として活躍するだけでなく、多くの業種や様々な場面で活用することができます。円滑な「コミュニケーションの構築」や場面に合わせた「セルフプロモーション」など、幅広く活用することが可能です。
活用例
- 美容業界
- 大手化粧品メーカーで美容部員教育に採用されています。お客様の気持ちを汲み取り、個別に提案を行えることは、美容部員だけでなく、美容師・ヘアメイクスタイリスト・エステティシャンにとっても大きなアドバンテージとなります。
- 専門学校での導入
- メイクの技術だけでなく、化粧品・美容業界が求めるカウンセリング技術を学ぶことで、他校生との差別化を図ることができます。もちろん、就職時のみではなく就職した後の実務でも大いに役立ちます。さらに心理カウンセリングの知識は学生自身のメンタルケアにも有効です。
- 医療・福祉業界
- 患者様との円滑なコミュニケーションや、感情の変化を捉えたカウンセリング、メンタルサポートなど、心のケアが求められる医療や福祉の現場で幅広く効果を発揮します。介護ケアとしてのセラピーはもちろん、元気なシニア世代にはメイクセラピーを「学び」として提供するのも好評です。
- 親子関係、婚活などの様々なシーン
- やる気を引き出す承認力や、プレッシャーを与えない接し方を学び、お子様との良好なコミュニケーションづくりに活用できます。否定的な自己像を払拭することで前向きに婚活に臨むことができるなど、日常生活をより良く豊かに変化させることにも有効です。
- 大学・短大生の就職活動
- 自分の印象を客観的に捉えコントロールする「印象管理」や、他者との関係を円滑にする「コミュニケーション法」等を通して、人間関係づくりや自分自身の本来持っている良さをアピールできるメイクを学ぶことで、自信を持って就職活動に臨むことができます。